(1)全体的な流れ
3回に分けて日本政策金融公庫で融資を受ける場合の流れを説明させて頂きました。簡単にまとめると・・・
当事務所での無料相談・日本政策金融公庫の融資担当の方との三者面談(融資を受ける場合の流れ~その2~)⇒創業計画書の作成(融資を受ける場合の流れ~その3~)⇒融資の申し込み・融資決定・実行(融資を受ける場合の流れ~その4~)
となります。
(2)融資実行までの期間
当事務所での無料相談から融資の実行までの期間ですが、最短でおよそ4週間くらいです。ただ、創業計画書の作成に時間がかかる場合はもう少し時間が必要になります。
また、すでに個人事業主として開業している場合や法人を設立したばかりという方の場合は、確定申告が終わってからの申し込みになる可能性が高くなります。個人事業主の方だと、申し込み時期が1月~2月になる場合、法人の方だと、申し込む時期が決算月に近い場合が該当しますので注意が必要です。
(3)まとめ
今回を含めて4回にわたって融資を受ける流れについて記載しましたが、無料相談の段階で準備不足だと判断させて頂く場合やや3者面談の段階で準備不足と判断されることもあります。無理に申し込んで融資決定とならなかった場合は、いつでも再チャレンジはできますが、融資決定とならなかった理由が短期間で解消できると判断してもらえる可能性は低いです。そのため、再度申し込むまで相当の期間を要することになります。
日本政策金融公庫の融資担当の方との3者面談では、具体的にどういう部分が準備不足なのかを的確に教えてもらうことができますのでそのアドバイスに従ってきちんと問題点を解消してから申し込んだ方が融資を受ける近道になると思います。
専門税理士 三木 仁 |
・出身地 大阪府貝塚市 事業を立ち上げ、それを継続していくことは大変な道のりだと思います。 |