コロナ渦での融資の現状は、融資相談のほとんどが、コロナ融資が占めている状況で、創業融資については件数が減少しています。融資相談の9割がコロナ融資関連の相談で、創業融資や設備投資に関する融資相談等については1割くらいとのことでした。
多くの業種が新型コロナウィルス感染症の影響を受けている中では仕方がない状況だと思います。日本政策金融公庫に確認したところ、創業融資については審査が少し厳しくなっているそうですが、今の状況下で事業計画通りの売上を計上できるのかを通常時より明確に示す必要があることが原因です。日本政策金融公庫から見ると、「今創業しなくてももう少し落ち着いてからでもいいのでは?」という考えがあると思います。
ただ、コロナ渦の中でも創業融資に成功した事例もありますので、次回のコラムではコロナ渦でも創業融資に成功するためのポイントについて記載したと思います。
専門税理士 三木 仁 |
・出身地 大阪府貝塚市 事業を立ち上げ、それを継続していくことは大変な道のりだと思います。 |