自己紹介・出身地 大阪府貝塚市 |
大学、大学院で工学を専攻していた当時は、メーカーに就職してモノづくりに携わる仕事をするつもりでした。
しかし、大学院に在籍しているときに担当の教授から留学の話があり、日本以外の国で生活することは、人生において大変貴重な経験になり、自分から積極的に行動することが苦手だったのでそういうところも変えることができればと思い、決断しました。
それが人生において自分の考え方が変化するきっかけになりました。
積極的に誘われたら断らずなんでも参加してみようということで参加してみると韓国語もできず、英語もカタコトでしたが、なんとかお互いに言いたいことが伝わり、会話ができているのに驚きました。
お互いに相手に伝わるように簡単な言葉で話すこと、お互いを思って話しをすることがいかに重要なことだったのかを勉強させてもらうことができました。
また、多くの人に支えられて一年間を過ごすうちに自分も人を支えるような仕事ができればと考えるようになりました。
その時点では「これがしたい」という具体的なことまでは決めきれなかったので、これから先どんな仕事に就くとしても自分の人生の中で伸ばしていきたいと思う能力が身につくような仕事を探しました。
それが営業という職業でした。
営業というと時間的にも精神的にも厳しいイメージはありましたが、お客様のニーズを汲み取って提案する能力やわかりやすく物事を伝える能力を磨くには一番だと思いました。
ただ、予想通り営業職での6年間は厳しいものとなりました。同期入社の同僚の中でも結果がでるのが遅く、プレッシャーと焦りで押しつぶされそうになりましたが、良き先輩、上司に恵まれ少しずつ結果を出せるようになりました。
多くの営業担当がいる中で自分を選んでもらうことの難しさを知ることができ、そうするためにはお客様の立場に立って考えることがどれだけ大事かを知ることができた6年間でした。
その後、父親の勧めもあり、父が経営する税理士事務所に就職して税理士の勉強を始めることになるのですが、税理士事務所であればお客様を支える仕事ができるのではないかと考えて働くことを決意しました。
知識や経験でお客様の役に立つことはその時点では不可能でしたので、単純にフットワーク軽くお客様のところに足を運ぶことやお客様の手間を一つでも減らして経理にかかる時間の短縮につなげるような提案をすることができないかを考えることから始めました。
税理士の資格を取得した今でもその姿勢は変わっていません。
事業の経理をすることは大事な仕事の一部ではありますが、手間と時間がかかるものです。
そういう部分は私たち税理士事務所に任せて頂き、本業に集中して頂けるような環境を整えて頂ければと思います。
事業を立ち上げ、それを継続していくことは大変な道のりだと思います。
その大変な道のりの中で会計や税務の面だけでなく様々な面でお客様を支えることができるパートナーとしてサポートしたいと考えております。