(1)所在地の選択
起業するにあたって、資金面のことも重要ですが、どこを拠点に事業を展開するのか
ということも大事な要素になります。特に飲食店や整骨院などはライバルが多い印象が
ありますので、立地条件は非常に重要だと思います。
(2)実際に歩いてみる
今はインターネットのおかげで、実際に現地に行かなくても周辺にどんな店があるかなど
十分な情報が手軽に手に入ります。
ただ、私は飲食店をしたいと相談を受けたお客様には、実際に現地を散策してみては
どうでしょうかとアドバイスしています。現地を散策して、行きかう人たちを観察することで
その周辺の飲食店などの利用者の年齢・性別・職業が見えてくるからです。
飲食店の開業を目指しているのであれば、実際に周辺の競合店に入るのもいいと思います。
食事をしながら、どのくらいの客単価で回転率はどのくらいなのかなどの生きたデータを集める
ことができます。そういうデータを自分なりに分析した結果などをノートにまとめておけば、
競合分析がきちんとできているという評価に繋がり、売上の根拠を示す場合に利用できます。
(3)個人的に注目している市町村
個人的にこれから面白くなりそうだなと思うのは、ふるさと納税のことで注目を集めましたが、
泉佐野市です。やりすぎた感は否めないですが、なんとか工夫して寄付を集めようとする姿勢や
そうして集まった寄付を市民に還元したりと、様々なことを考えている点が他にはない部分だと
思います。ふるさと納税の次には何をするのだろうという期待感もありますし、創業についても
地域限定ではありますが、補助金もあるみたいです。(ちなみに日本政策金融公庫の支店も
泉佐野市にあります。)
そういう情報は泉佐野市のホームページ等に記載されていますので、泉佐野近辺で起業しようと
している方はチェックしてみてはどうでしょうか?
専門税理士 三木 仁 |
・出身地 大阪府貝塚市 事業を立ち上げ、それを継続していくことは大変な道のりだと思います。 |